2025年7月12日、バレーボール・ネイションズリーグ女子大会の千葉ラウンドで、日本代表が世界ランク3位のポーランドをセットカウント3-1(25-21、23-25、25-23、25-23)で撃破した。粘り強い守備と多彩な攻撃を武器に、地元ファンの声援を受けたチームが快勝を飾った。
第1セット、日本は序盤から攻撃のテンポが良く、関菜々巳選手のトスから秋本美空選手や石川真佑選手が積極的に得点。サーブでもプレッシャーをかけ、相手のミスを誘いながら25-21で先取した。
第2セットはポーランドのブロックと高打点スパイクに押され、23-25でセットを奪われたが、ここで崩れないのが今の日本。落ち着いて切り替え、第3セットから再び日本らしい試合展開に。
第3セットでは、関選手の素早いトス回しを中心に、宮部藍梨選手のクイックや石川選手の強打が冴えわたる。ブロックではなかなか得点が取れない中でも、レシーブで粘り、攻撃で取り返す。拾って、つないで、崩す——それが日本の強さだ。25-23でこのセットを奪い返した。
第4セットも緊張感のある接戦となったが、終盤に秋本選手の鋭いスパイクや北窓絢音選手の冷静なコントロールショットが決まり、会場は歓喜に包まれた。最終スコア25-23。セットカウント3-1で世界3位の強豪を倒す大金星となった。
この試合での日本のブロック得点はわずか2点。つまり、日本は高さではなく“拾ってつなぐ”ことで勝負してきた。レシーブ、トス、スパイク、そのどれもが噛み合ってこその勝利だ。どの選手が突出するのではなく、全員が自分の役割を果たすバレーが、日本らしさを象徴していた。
得点では石川真佑選手が19点、秋本選手が14点、宮部選手が11点と安定しており、どのポジションからも点が取れる構成が大きな強みとなっている。
この勝利により、日本は通算9勝2敗。決勝ラウンド(7月23日から、ポーランド・ウッチ開催)進出が事実上確定し、勢いを持って最終決戦へと向かう。
SNS上では「ブロックじゃなくても勝てるのが今の日本」「レシーブの粘りがすごい」「つないで決める日本のバレー、最高だった」といった声が多数。千葉でのこの勝利は、ファンにも深い感動を与えた。
次戦は、世界トップのブラジルが相手。だが、どんな相手にも日本のスタイルを貫けば勝機はある。“拾ってつないで崩す”この強さが、本番のパリ五輪でも花開く日を信じたい。
🎒GO君:「ピカリ!日本、ポーランドに3-1で勝ったんだよ!」
🦴ピカリ君:「ブロックで点を取れないのに、全部拾ってつないで攻撃で決めてたね!」
🎒GO君:「秋本選手も石川選手もキレキレだったし、関選手のトスがバッチリだった!」
🦴ピカリ君:「“守ってつないで崩す”日本のスタイル、これが世界トップだよね!」
🎒GO君:「次のブラジル戦も、全力応援しよう!」
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